プリン奮闘記

もともとビンプリンは2005年のプリンの殿堂でデザートオブイヤーに輝いた、某社のビンプリンが火付け役と言われています。

私はその事は知らずに、Mデパートのバイヤーに「小さいビンに入ったプリン」ってつくれないか？と、聞かれ研究を始めたのがはじまりでした。

あの頃はガスオーブンしか無く、ビンでトロッとしたプリンを作るのがなかなか出来なく、毎日深夜まで研究をかさねて作ったものでした。。。

やっとできたと思って出荷したら、焼きむらがあって苦情がきたり、又、研究をして・・・・の繰り返しでした。
それでも、ガスオーブンでトロッとしたビンプリンを作る事ができました。

・・・が、今度は、量産ができず大変な思いをしましたね。。。

その後は量産ができ、焼きむらもなく一定した焼きができる、コンベクションオーブンで作ってますが・・・・

私自身2006年のプリン博覧会では、「ベストパティシエ賞」をいだだきました経緯もあります。（この賞をいただいた時のプリンは黄金カスタードではありません。）
 
2008年プリン博覧会では、全国から100種類超のプリンが集まり会場が盛り上がりました!
そのなかで、「なまらうめえ！！焼とろっプリン」黄金カスタードはみごと入賞を果たし「プリンの殿堂」入りを成し遂げました!!

たくさんの人達に認められた事の有難さと責任をひしひしと感じております。。。
これからどんなに忙しくなろうとも、変わらぬ味を提供し続けていきたいと思います。